機械式時計の魅力を教えてくれたパテックフィリップ

子供の頃から腕時計が好きでした。

小さい空間に納められた精密な機械が正確に、そして確実に時を刻む。

ひまがあると近所の時計店やデパートの時計売り場をのぞき、しばし見入ったものでした。

そして働きだしてある程度金銭も自由になるようになると、手ごろな価格の時計をずいぶん買い漁りました。

当時はクオーツが全盛で、国内メーカーでは定番なOブランドなど、海外メーカーでは、Tブランドなど、中でもブランドSはそのデザイン性が気に入りスウォッチだけでも10本以上は購入しました。

そして自身の思い出でもあり、また買ったものを捨てるのが苦手なため、それら時計はお気に入りの数本は電池を交換し戸棚に飾ってありますが、それ以外は引き出しの奥に電池が切れて眠っています。

その原因になったのが、その頃出会ったパテックフィリップでした。

とは言っても自分がパテックフィリップを購入したわけではなく、もちろん高価なので手も届きませんでしたが、職場の上司がしていたのです。

そして自慢されました。

そのシンプルな中にも気品のあるデザイン、そして何よりも機械式のため、自分もその時計には生き物のような息吹を感じました。

それ以来も時計の収集は続きましたが、購入する時計は機械式になり、そして今使っているロレックスとの出会い。

使用してもう20年以上たちましたが、機械式だからこそ使わないと止まってしまうので、今や自分の体の一部みたいなものでとても愛着があります。

毎日とっかえひっかえ色々な時計をしていた若い頃には考えもしなかったことです。

それもパテックフィリップが機械式時計の良さを教えてくれたからだと思っています。